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決断できない人には「環境を変える」が劇的に効くんだなあ

日記雑記思考ログ 海外ネタ

約2年前にエントリに書いた後輩、今はアメリカにいる。

後輩女性に「海外行きたくて」と相談されている - 忍者力トレーニング

最初に話を聞いた感じでは「あー30歳手前ってワーホリ考えちゃうよねー」と思う程度の、よくある話だと思った。ワーホリ女性というのは、現地結婚して戻ってこないケースと憧れから覚めて戻ってくるケースに分かれていて、私なんかは完全に後者である。なので、私がするアドバイスはどうしても

まあ現地に骨を埋めないでしょ
 → だったら戻ってきてまた日本で働くでしょ
  → ブランクが再就職に不利にならないようにしておかないとね

になる。だから「行くんなら退職じゃなくてとりあえず休職にしよう」と言っていた。

そうしたら当時の彼女、行く方向に背中を押されたのが良かったのか、逆に「ワーホリじゃなくて学生ビザにすれば、学費払うだけで何歳でも海外に居られますもんねー。年齢気にしなくていいですよねー」と言っていた。行かねえのかよ。
のだが、そこから数か月経ち、結局昨年4月から休職してカナダワーホリ。そして休職期限の1年をもって戻ってこないで退職 という決断になった。

 

彼女は実はアメリカで生まれたのでアメリカ国籍がある。環境を変えたい!海外行きたい!というよくある憧れではなく「アメリカ国籍を持っているのに活かせていない自分」に悩むという、もっと根深いものだった。
「英語を使う仕事がしたいからペルシャ絨毯を売るお店に転職しようと思うんですー」と人事部長に相談してたレベルのゆるふわっぷりなのに何この隠し玉

 

まあ、国籍アイデンティティがどれくらい根深かったのかは本人のみぞ知ることだけど、長年悩んでいたことほど決断出来ないというのは分からないでもない。「手を伸ばしたくても伸ばせない自分」に慣れてしまうから。

そういう、決断出来ないものほど、環境を変えるのは効くなあと思う。

命綱(休職=復職が可能)を持った状況で環境を変える
→ そしたら現地(この場合カナダ)が現状維持の思考ベースになる
   →・カナダ(現状維持だけどビザ問題あり)
    ・アメリカ(ビザ問題なし)
    ・日本
という選択からのアメリカ

という訳だ。

ちなみに後輩、カナダではからあげを売るお店(飲食店ではない。クレープ屋みたいなもん?)で働いていたらしい。よくある「退職→1年で帰国していたら再就職が困難になるワーホリ」のパターンである。だから休職を勧めたの自体は間違ってはいない、はず。

 

その報告を聞いた女子会で、「マイクがいなかったら寂しくて帰国してたかも知れない…」言われ、えっマイクって誰?と思ったらなんか私が引き合わせていた人だったらしい。
一昨年の夏前ぐらいだったかな、この後輩と私がフィリピン留学中に友達になった女性と、彼女の友達のマイク(マック?覚えてない。アジア系カナダ人)と4人で品達に行ったことがあった。友人女性が当時韓国から帰国したばかりで、日本のラーメン食べたいからと。

 

で、この時後輩とマイクがfacebook友人になっていて、カナダに到着した時に迎えに来てくれるレベルで色々と相談してたらしい。

 

私の記憶に残っていないマイク氏、そのマイクがいなかったら後輩は復職しながらも「カナダでは失敗したけど私にはまだアメリカ国籍がある…!」という葛藤を抱えながら生活していたかもしれない。そう思うと「人と人とは引き合わせとくもんだなー。何がどう価値を生むか分からんなー」と、私のオフ会好きが加速するのである。