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文章を書くって難しいなー

日記雑記思考ログ

ブログ50本ノックをしている。とりあえず「今年の目標」なので、月4~5本書けてればとりあえずノルマ達成。
なんだけど、「思っていることを文章にするのはだいぶ難しいなあ」と思う。

日記を書くのは簡単だ。スタートがあって過程を書いて完成系を乗せればそれで1エントリ。先日の本棚DIYのエントリは、これはただの日記だ。
でも、「思ってること」や、「色々あった結果無意識に出来るようになったやり方」をテーマにした文章はとても難産だ。

 

「論より詭弁」という新書がある。第1章からいきなり、「言葉で何かを表現することは詭弁である」と言っている。

a. A子は、背が高く、肌が綺麗で、顔立ちも整っていたが、少し太っていた。
b. A子は、背が高く、顔立ちが整っていて、肌も綺麗だったが、少し太っていた。
c. A子は、顔立ちが整っていて、背が高く、肌も綺麗だったが、少し太っていた。
d. A子は、顔立ちが整っていて、肌が綺麗で、背も高かったが、少し太っていた。
e. A子は、肌が綺麗で、顔立ちが整っていて、背も高かったが、少し太っていた。
f. A子は、肌が綺麗で、背が高く、顔立ちも整っていたが、少し太っていた。

(最後の「少し太っていた」は後で取り上げることにして)a~fの文では、それぞれの情報が提示される順序がすべて異なる。ではa~fのうち、どの順序が正しいのだろうか。
これは言うまでもなく、すべて正しいのである。あるいは、すべてが間違いである。
なぜなら、A子は、これら三つの特徴を、そもそも順序をつけて所有しているのではないからだ。

実際のA子は、(1)「背が高く」、(2)「肌が綺麗」で、(3)「顔立ちが整っていた」 のではなく、またその他いずれの順序においてでもない。
似非フェミニストが、「男女」という文字の順序が気に食わぬと思っても、これを解決するどんな方法もない。ひっくり返して「女男」にしたところで、逆の意味で不平等であることに変わりはない。

論より詭弁?反論理的思考のすすめ? (光文社新書)

論より詭弁?反論理的思考のすすめ? (光文社新書)

 

 

思っていることを言葉にするというのは、ふわりふわりと頭の中にバブルチャートのように浮いている別個のことを、改めて取り出して文字パーツに分解し、初めから終わりまで整列させることに近い。

 

例えば「シェアハウスの作り方」エントリは、章建てをしたので初めから終わりまでするっと並んでいるように見えるかもしれないが、形になるまではやたらと時間が掛かった。書こうと思ってから筆が乗って完成するまでは2か月ぐらい掛かったし、章建てが決まって書き終わるまでにも3日掛かってる。

「シェアハウスを作りたいんですけど」と聞いてきた人から、「副業として始めたいんですけど」という意図が感じられたので、いやいやシェアハウスは全然儲からないよ、例えばね…などという要素をを入れようか悩んで、でも結局そこは別に「作り方」を教える時に必須の情報という訳ではないので排除した。

色々と引用情報を入れ込んだけれど、「シェアハウス住民歴は累計15軒ぐらい(シンガ10、日本は5)」とかの情報も入れてない。自分語りはついしたくなるけど、入れれば入れるほど構成がとっちらかっておかしくなる。

 

「自分はこう思う」系は、それだけ切り出してしまえばTwitterの1ツイートで収まってしまう。画面をスクロールしないで読み切れる文章はブログ1エントリとしてはちょっと足りないかな…と思うので、増やすために「今回それを語りたくなったきっかけ」だとか「そう思ってない人がなんか大変そうだったという目撃例」だとか「その考え方でやって上手くいった例」だとか「最近読んだ本にもこう書いてあった」だとかを入れるのだけど、脳内にある分にはそれらには順序がないので、こうかな、ああかなと順序を新たに考えて、それでようやっとそれなりのまとまりになる。

難しいなあ。