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ホワイト企業に就職し、転職活動が終わった

キャリア

4月1日から現職に就いている。10月に帰国した後はいったん別の会社(便宜上A社とする)にいた。シンガポールにいた際に声を掛けてきた会社。すぐに辞めるつもりで入った訳では全然なかったのだけど、採用の時に聞いていたのと労働条件が大きく違っていて、結果として再度の転職活動になってしまった。


海外にいて日本の会社を探すのは難しい。リクルートエージェントにも登録していたのだけど、Skype面接をそもそもやってくれなかったり(書類選考は通ったので面接しますから帰国日を教えてください、と言われるなど)、結局は最終面接だけは直接来社してくださいと言われる(内定が出るかも分からないのに転職休暇取得&飛行機代自腹はキツイ)。新卒のように企業が一斉に動いているなら選択肢を並行してキープすることも出来るけど、中途の面接はそうもいかない。


エージェントを1社、転職サイトを2社登録し活動していたところ、転職サイト経由でA社からスカウトが来た。コピペではないメッセージと10時出社のフレックス制に惹かれ話を聞いてみて、Skype面接を計2回。他の企業は、Skype面接をやってくれる所でも面接回数が帰国後2回に対しそこは帰国後に最終面接で、日程調整をしても選考スピードが合わず、内定が1つしかない状態でそこに入るか蹴るかを決める必要が出てしまった。
社長面接で「ん?」と相手に違和感を感じたものの、最初に声を掛けてきたマネージャーの印象が良かったので入ったら過去最大級のブラック会社だった。「成果を出せば1000万払ってやるから代休なしで土日も働け」って、どこの不動産営業ですか…。そもそも興味を持ったポイントである10時出社すら「9時に来るのがマナーだよ」で守られず。


ただ、やっぱり正社員だったのでさらに次の転職はスムーズだった。一回海外就職した人はもうジョブホッピング上等と考え、いったん仮の会社に入ってから次の会社を探すのがいいのかもしれない。
ちなみに日本の転職市場の中で動きたいなら空白を作るのはダメ。リフレッシュをしていた、ではなく「転職活動をしていたけど実らなかったのでは?=能力の低い人なのでは?」とか、IT企業系なら「うつ病などで休んでいたのでは?」と疑われるため。
ここは、そのA社=転職エージェントだったので信用してもらっていい。シンガポール時代の元某総研の肩書持ってIT企業の人事や現場と話してたからね!内情すげー分かる分かる。


A社で長く働くのは不可能、でもいわゆる大手や上流に行っても仕方ないことは実体験とエージェントとして見える情報から判断出来てしまう、さあどうしようかと考えていた矢先、面接の機会が降ってきた。そもそもその会社に対し自分の経歴書情報が公開されてしまったのは手違いなので経緯のご説明をしにいったのだけど、そこで改めて口説かれてしまった。
しかも別に海外〜とか英語力〜とかではなく、自分のエンジニア時代のスキルを評価してくれていること(1社目の会社でやっていたこと自体は嫌いではなく、むしろ続けたいと思っていた)に加え、「今を逃したらエンジニアに戻れないよ」という飴だらけの中にピシリと打たれた鞭に、あぁこの人事の方はよく分かっていらっしゃるなあと感じ、その後2回の面接を突破するに至った。
ちなみに、最終面接の前に関連会社のシンガポール事務所のツテで、身元調査…というか経歴書通りのことをやっていたかどうかは探りを入れられてたらしい。で、「是非確保して欲しい人材だ」という評価を頂いていたそうな。


いやあ、「日本人社会狭っ!」思いましたねー…。
部長は「その評価に依らず採用は決めていた」と言っていたものの、海外だからってはっちゃけてたらバレるということです。


現職は、年齢と転職市場における給与相場から見て妥当以上なこと、自分のスキルを評価してくれるIT企業がほとんどない=マッチングが成功していること(会社からしても私みたいなスキルセット&年齢の人が転職市場にいないので、本当はもっと採りたいけど採れてない)、産休を取れる風土なためキャリア断絶の心配が薄くなること、朝9時に行かなくていい(コアタイムなしのフレックス)こと(超重要!)、入った後に任される仕事を自分が「面白そう」だと思えること、そして1ヶ月経った今もそう思っていることから、総合的にすごく満足している。