読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

(王道で)シンガポールで職を得る方法

海外ネタ-シンガポール 海外ネタ

シンガポールで就活をするつもりだという女性に向けて送ったメールを手直しして公開します。
想定読者は20代後半〜30そこそこくらいでしょうか。大学を卒業していて、何年か就労経験があるという人向けです。
コンテンツ

  • ビザ
  • 仕事探し
  • 住まい探し
  • 生活情報
  • 移動・交通

1.ビザ

滞在ビザは観光ビザ(30日間。パスポートのハンコ)か、学校に行く金銭的余裕があれば学生ビザです。
学生ビザで滞在し就活をする人もいますが、もし就活時に条件にそれほどこだわらないのであれば観光ビザで充分だと思います。
私がこちらでよく一緒に行動する友達がいるんですが、彼女はワーホリビザ(6ヶ月有効)を取得していたにも関わらず、3週間でキャンセルしました。(就労ビザを取得するためにはワーホリビザはキャンセルの手続きを取る必要があるため。観光ビザは手続き不要です)
長期ビザを取ってじっくり就活するのも、さくっと決めて働きながら転職先を探すのも人それぞれです。こちらで知り合った日本人女性で最初の仕事は3ヶ月で辞めた、という人もいましたね。
ワーホリはワーホリでメリットはあるので別エントリ書きました。


隣国マレーシアにはバスで40分ほどで行けますし、出入国手続きがありますので、それで観光ビザを延長することも可能です(陸路による入国の場合は14日有効)。
国境の町ジョホールバルまではバスでS$2.5(≒150円)くらいです。


学生ビザの場合、学校への出席率が9割以上でなければビザキャンセルされてしまうので、就活目的でビザのために学校に通うのであれば授業時間が短い所の方がかえって便利でしょう。

2.仕事探し

シンガポールは転職に抵抗のない国ですので、人材エージェントがたくさんいます。
シンガポールお役立ちウェブというものがありまして、そこにエージェントが求人情報を出しています。
http://www.singaweb.net/bbs/frame.html
から、右上の求人リンクをクリック


給与は、就労ビザ:EP=Employment Pass が出るのが最低S$3000です。ですので日本人現地採用の相場はここからです。ただ、2012年1月1日にビザ発行基準額が引き上げられたばかりというのもあり、もう少し低いSパスというのになる可能性もあります。EPとSパスの違いは配偶者や家族に対して滞在ビザが出るかどうかなので、独身者には関係がありません。
こちらの生活費としては、家賃が水道光熱込でS$1000〜1200(7-800の所もあります。立地次第)、食事がS$5〜10/食なので、月にS$2000もあれば充分足りると言った感じです。


ローカルの友人に勧められた転職エージェントが結局ここに広告を出していた(アデコでした)ので、この広告の12エージェントからアクセスするのがいいと思います。
先のお役立ちウェブを見て、興味を惹かれる案件に対しいついつに渡星する予定である旨をメールすれば、エージェント登録に必要な質問などを返してくれるはずなので、そこに返信・履歴書添付で登録完了です。
人材エージェントは不動産業界に似ていて、Webの登録システムがあるようで実はあんまり上手く機能していないので、直接メールを送る方が色々と早く進みます。
渡星時のタイミングでその希望に合ったものがあれば優先して紹介してくれるでしょう。
(補足:シンガポールは漢字で新嘉坡ですが、新と星の中国語読みが一緒なことから来日→来星 のように使います。)


日本にいる段階からエージェントに連絡を取っておけば、現在の会社に在職証明を書いてもらうとか英文の大学卒業証明書を用意するとか、細々とした具体的なアドバイスをもらえます。
TOEICは実はシンガポールより日本の方が若干安いです。TOEIC800とそれ未満ではエージェントの出してくる案件数が変わるので、スコアは取っておくに越したことはありません。


また、時折東京でシンガポール就職の説明会を開いていることもあります。
それはエージェント毎のHPトップなどで確認するしかないですね。JACテンプスタッフシンガポールは東京での説明会を開催していました。


ちなみに、とあるシンガポーリアンに「今の仕事はどうやって見つけたの?」と聞いたことがありますが、その人は「新聞広告」でした。


それから、お役立ちウェブの求人情報ページ内にもリンクがありますが、英文履歴書の自動生成にこのサイトが便利です。
http://www.eigonorirekisho.com/html/eresume_builder.html
具体的な表現はもちろん修正が必要ですが、叩き台を簡単に作れます。

3.住まい探し

先のお役立ちウェブから住まいのリンクをクリックすると、借りたい/貸したい情報があります。
私の今の部屋は前に友人が住んでいた部屋で、彼女はお役立ちウェブに投稿し、送られて来たメールから選んだそうです。
(今の部屋はS$30/日の短期契約です。この条件は平均値より安いと感じています。)


彼女は現在は
http://www.easyroommate.com.sg/
で見つけた部屋に住んでいます。
ローカル人とのシェアは就労ビザがないと断られることも多いので、最初はお役立ちウェブから就活用の短期の部屋を探すのがいいでしょう。
投稿している人はほとんどが日本人or日本語スピーカーです。

4.生活情報

生活費は先に述べたように月S$2000程度です。
ご飯は大抵ホーカーズがあるのでお腹が空くたびに食べに行けばいいです。
例えば私の定番お昼ご飯はダッククイティアオS$3ですw
逆に、部屋探しの条件でホーカーズやフードコートが近くにない、と言われた場合は避けた方がいいかもしれません。日本の台所とは微妙に使い勝手が違うので、自炊にストレスを感じるかもしれないです。火を使うと暑いし風通しがよすぎて火力が安定しない…


買い物は、日本人向けのスーパーマーケットがリャンコート(最寄りMRT駅:クラークキー)にあります。
オーチャードには紀伊国屋高島屋などもありますし、MRTの数駅毎に大きいショッピングモールがあるので、買い物で困ることはまずないと思います。


携帯電話はコンビニでも買えます。若干大きめのセブンイレブンなら手に入ります。
就労ビザがない状態ではプリペイド式のものしか買えませんので、就活中はそれに頼ることになると思います。
本体が数千〜1万円未満ぐらいで、パスポートを提示してSIMカードを買います。
料金追加はトップアップカードというものを、やはりコンビニで買えます。銀行口座を作ればATMの操作でトップアップすることもできます。


シンガポールで友人探しによく使うのが
http://www.meetup.com/
というサイトです。日本だとATNDやTweetviteに近い、オフ会募集サイトです。
私は趣味がボードゲームなのでそのカテゴリや、日本人と話したい人が集まる
http://www.meetup.com/japanese-7/
に参加して(日本人率は1割以下です)、日本語話者のローカル友人を作りました。


日本語でシンガポールの情報を仕入れるなら
http://singapore.access-a.net/media/in_jp.html
のリンク集が役にたちます。
J-plusやマンゴスティンクラブはフリーペーパーで、日系レストラン・病院の待合室などに置いてあるのでよく読みます。
(ただやはり日本人→駐在 を対象とした価格帯の広告が多いのか、実際に掲載されているお店に行ったことはありません)

移動・交通

MRTとバスで移動するのが一般的です。ezlinkカードというSUICAのようなものがあり、MRTでもバスでも使えるので便利です。
ですが、バス内では「次は○○駅〜」と言ったアナウンスがないため、知らない土地に行くために使うのはオススメできません。就活に使うのは考えものです。
物流系の会社などはたまにものすごく不便な場所に立地していることもあるので、ちょっと遠いかなと思ったらサクッとタクシーを使うほうが賢いです。最寄りのMRT駅から、行きはタクシー・帰りはバス。シンガポールでは面接は営業時間以内にしかやってくれない所がほとんどですが、この時間帯はタクシーが安いです(夕方などラッシュ時は加算がある)。大体10分乗って400円ぐらいでしょうか。


地図は買った方がいいです!本屋に「PUBLIC TRANSPORT MAP」というものが売っており(S$6)、道の名前から建物のブロック名、バス停の細かい番号まで全て載っています。これ→の今年度版。
コンビニにプリンタが置いていない国ですから、エージェントから行き方を教えてもらっても困るんですよね。そんな時に全部載っている地図が手元にあれば安心です。この地図にはものすごくお世話になってます。


話はちょっとずれますが、iPadKindleなど、PDFファイルが見れる電子機器があるとプリント出来ない時に役にたちます。
PrimoPDFというフリーソフトをPCにインストールすると、印刷するのと同じ感覚でPDFファイルが作れます。それをiPadKindleに移すことでプリントしたものを持ち歩ける訳です。
例えば私がタイ観光でホテル移動した時、Webの格安サイトから予約して予約確認書をKindleに移して持って行きました。超便利です。


大体そんな辺りでしょうか。
私はこの初歩の初歩っぽいやり方で満足できる仕事を見つけました。エージェントを使うとビザ申請の辺りなどもお任せできる(就労ビザが下りやすくなる要因の一つに「シンガポールでの就労歴」がある。他は給与額とか企業の規模・資本金/社員数/シンガポーリアンをどれくらい雇っているか など)ので、将来的には外資やローカル企業に転職するとしても初年度くらいは日系エージェントから日系の会社に入るのがいいと、私は思いました。