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労働相談「有給休暇を使わず退職するように言われてしまったのですが」

ライフハック的な キャリア

専門家にアドバイスを受けました。
退職にまつわる経緯は前のエントリに書いた通りです。
特に難しい内容ではありませんが、明らかにその後の交渉時間が短縮できたので公開。


 私の主張 : 自己都合で退職するのだから退職日を決める権利は私にあります
 会社の主張: それは贅沢だ。今までの人だって有休消化せずに辞めてる


法律と慣習で言い分が食い違ってる例ですね。
組織に個人で立ち向かうなんて無謀なので、私は私の主張に同調してくれる人を探します。


その相手はこちら。

厚生労働省 東京労働局 総合労働相談コーナー
http://www.roudoukyoku.go.jp/advise/index.html


新宿南総合労働相談コーナーに行きました(近いので)。
12:15頃とランチタイムについたのでひょっとして混んでるかと思ったのですが、全然他に人はいずお姉さんがすぐに対応してくれました。
人でいっぱいなハローワークと全然違って、小さなオフィスに数人〜せいぜい10人ぐらい勤務できるデスクがあって、部屋の脇に相談用のブースが2つありました。
お姉さんはアラウンドサーティといった辺りでしょうか。バリキャリ風でもなくお局様風でもない、会社とのやりとりにくたびれたサラリーマンが安心して相談できるオーラがただよっています。


相談は30分ぐらいで結論まで出ました。

  • 今回は自己都合退職ですので、会社の言っていることは全て「お願い」です。聞く聞かないはあなたが判断できます
  • 会社に退職届を提出してください。退職日は最終出社日に有給休暇の分を足した日でよいです。
  • その時に併せて有給休暇を請求する書面を提出してください。
  • 賞与や退職金は法律では決められていませんので、会社の規定を入手してください。
  • もし、有給休暇分及び賞与分が決められた通りに支給されていなければ、人事権を持つ人に一度だけ請求してください*1
    内容証明ではなく配達証明を使ってください。請求の締切日は文書を出した日+7日間です。
  • その締切日を待っても振り込まれていなければ、その会社の所在地に応じた所轄の労働局に行ってください。
    その時、退職届と有給休暇請求書のコピー、配達証明のレシート、印字した預金通帳が必要です。
    あなたの言い分が正当であれば国からその会社へ行政指導が入ります。
      →私:退職日を待たずに北海道に帰ってしまうのですが大丈夫ですか?
          →その場合は北海道の労働局でもいいですよ。そこから所轄の所に回します。


有給休暇は今まで出退勤管理システム(Web)で全部やっていたので書面で請求したことはなかったのですが、「有給休暇 申請書」などで検索するとフォーマットがあったので、それを参考にWordで作成しました。
内容に不足がなければフォーマットは別になんでもいいんですが、一応自分が出した有給休暇請求書、及び労働相談コーナーで貰った未払賃金請求のフォーマットを公開しておきます(Google Document)。
有給休暇申請書
未払賃金請求書(有給休暇版)


私の場合、前日に「公的機関に相談に行く」と伝えてあったからか、その後の対応もものすごくスムーズで、書面も渋い顔されず受け取ってもらえました。
相談に行く際には就業規則や賃金規定・退職金規程など、社内規定の書類を持っていった方が話がスムーズに進みます。
私の会社では賃金規定と退職金規程は社員に配布されていなかったのですが、総務の人にメールで開示を依頼しました(会社側は社内規定について社員からの開示要求を断れません)。
相談の時点では国から会社へ圧力は掛からないので、何か問題がある場合はさくっと相談した方がいいと思います。電話相談も受け付けてくれます。

*1:書類の宛先は代表取締役ですが、郵送時の宛先が人事の人ということ