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他人をみる時の覚悟

占い

タロットで他人を見るようになったのはここ1年くらいですが、想定外な悩みを打ち明けられることも多々あります。
そんな時に思い出すのが、占った振りをして回答して、結局後悔したことです。


師匠に教えてもらうよりも以前、会社の先輩の家で宅飲みした時に酒の肴に占いをしました。その中の一人に「転職しようかと思ってるんだ」といわれ、仕事運をみることになりました。その人は会社でも仕事の出来る先輩だったので、いなくなったら困るな〜、どうしたらいいかな〜…などと考えながらカードを切り、難しい配置ですねー悩んでるみたいだから納得できるまで時間置いたらいいんじゃないですか、等と適当なアドバイスをして場を濁しました。
後で聞いた話では、IT企業偏差値60後半の会社から引き抜きのお声が掛かってたらしく、結局時間を置いたことでその話が流れてしまったんだとか。
その後その人は仕事が出来ることが災いしてか異動になり、そこでの仕事が今までの仕事の中でもダントツに楽しくないと周囲に漏らしていたようです。


占いのアドバイスを聞き入れるかどうかの自由はその人にあるし、大会社で働くことが万人の幸せでないとはわかっているけど、占い師としてものすごく不誠実なことをしてしまいました。
私が真剣にみればもっと別の言い方が出来たかもしれなくて、そうしたら相手は別の会社に行ったかもしれないし、納得して今の会社に残ったかもしれない。全然違う結果が出たかもしれないしそうじゃなかったかもしれない。どちらにせよその結果は永遠に得られないものになっちゃったんですよ。
こういうのが「やった後悔よりやらなかった後悔の方が後を引く」ということなんでしょうかね?


アマチュアだろうがなんだろうが、占い師としてその相手と対峙することにした時点で自分の全力は尽くすべきだったと思います。
お金を取ってないからというのは、確かに言い訳としては使えるけど、人様は騙せても自分は騙せないんですよ。
だってそれじゃ自分で自分を見ることが出来なくなるじゃないですか。


とまぁこういう経験を経て、人をみるときは今はこういうスタンスでやっています。

  • 自分の利害を考えない
  • 思いがけない悩みを打ち明けられても動揺しない
  • 主観で回答しない
  • 結果が悪くても正しく伝える
  • ただし相手がへこまないよう言葉を尽くす


自戒を込めて。