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頑張る娘属性

日記雑記思考ログ

私はPerfumeのファンクラブに入ってます。これは私に頑張る娘属性があるためです。
属性というのは、オタクにとってはよくある考え方で、 キャラクタが持っている好ましい要素を指すらしいです。例)キャラクターの声をあてている人が誰、髪型がどれ、髪の色がどれ、眼鏡の有無…


私は目標が明確で、そこに向かう強い意志のある娘に惹かれます。頑張っている、というのは「もっと頑張りましょう(=質が今一つ)」ということではありません。素晴らしいパフォーマンスを見せて、「今日の日のために頑張ってきましたー!」 とか言われるとそこでぶわっと来るわけです。
Perfumeに対しては、最初は「歌は口パクなんだしダンスを見たいならDVDの編集画像の方がいいでしょう?」と斜めに見ていたのですが、2009年5月の代々木体育館で以下のことを言ってたらしいです。

「私たちは青春のすべてをPerfumeに捧げてきました。
これがなくなったら何も残りません。
だから、どうか、これからも、私たちを見捨てないでください!」
Perfumeは小学生の頃からアクターズスクールに所属して不遇の下積み時代を経験し、ブレイクするまでに10代のほとんどを費やした。当時20歳。

もうね、それを私が生で聞いたら、間違いなく泣くんじゃないかと。
もっと頑張ろう!という気持ちを貰えるんじゃないかと。
そんな訳で昨年の夏のツアーライブ(直角二等辺三角形ツアー)では3回見に行きました。
Perfumeのために飛行機乗っちゃうぜ!


そもそもこの属性が私に備わったのは、ある娘の涙を見たからです。
正確には泣くほどツライことを克服した姿です。
大学時代に私はマンドリンオーケストラのサークルに入っていました。
パートはマンドリンが1st・2nd(←私)、マンドラ、マンドセロ、ギター、コントラバスの計6パートがあって、各パートトップと指揮者を加えた7人で演奏会でやる曲目を決めていました。
マンドリン1stのトップは、コンサートマスター/コンサートミストレスを兼任して、ソロパートがある曲の場合そこを弾く慣わしです。


で、私達の代の夏の演奏会の曲目を決める時に紆余曲折ありました。
メインの曲の候補になった曲に長大なソロパートがあって

  • コンミスの娘は、こんなに長いソロをやりきる自信がない。やりたくない
    • 他の人たちは、これがいい、この曲をやりたい。
  • コンミスは、そりゃあこの曲はいい曲だと思うけど、練習したけど無理、他人事だと思って!
    • 他の人は、やりたくないなら他の曲出してよ。君なら出来るよ

と意見がぶつかりまして。
やりたくない、と泣きながら訴えるも周りの意見は変わらず、最終的に彼女が折れて、逆切れしつつあぁいいさやってやるさ、と ぐっと涙をぬぐって話が着きました。


当時の彼女の心情を思うとなぁ〜
曲決めの話し合いは難しくて、いい曲目にするためにはみんなが色々聞いてきて候補出さないといけないし、個別で候補曲を持ってくるから意見が割れるし、でも長々と話してるよりはとっとと決めて練習に入った方がいいし、時間もないけど皆も相当聞き比べたうえで持ってきてるから譲らないし、短期間の間に何度も打ち合わせする羽目になって殺伐とするし。
しかも当たり前だけど当時みんな学生で、人間的に未熟で融通利かないんだよなーw
狭い特殊な人間関係の中で誰も味方がいなくて、でも自分が一番頑張らないといけない、というプレッシャーは相当なものだったろうな、と思います。


結局曲目がそれに決まったあと彼女は猛練習して、演奏会は大成功でした。
指揮者舞台で感涙したしさ(しかもその時点で曲終わってない。ソロ部分が終わった時点であとは泣きながら振ってた)。
本来はその3ヵ月後の定期演奏会の方が集大成なんですけど、この時の方がよっぽど大泣きしてました。


この、努力の過程とその集大成を間近で見た経験を私が消化して 属性が構築されるまでにはそれから数年掛かります。
今では私が何かしらを頑張らないとにゃ〜、と思う時には、多かれ少なかれこの記憶が関係してます。
あの時のゆかこの涙に比べたら!というお守りです。


彼女はその後も自分のやりたい道を頑張って、今は放送局のディレクターやってます。ADを経ずにディレクターになったので周りのやっかみもあったらしいですが、その前の部署でも頑張っていたのが周りにきちんと評価されて、自分のやりたかった製作の現場にいられるようになった訳です。
戸松遥から幼さを抜いた感じの顔の細身の色白美人なのに、自分に全然甘くないところがすごいです。
他人に対してはサービス精神が旺盛で、自分から色々動くし、うちらが「あほづら」と呼ぶような顔も惜しげなく晒します。表情が豊かで本当に可愛いです。もし私が男だったら彼女と付き合えてなかったら一生後悔してたんじゃないかなー、と思ったこともあるぐらいです。普段私はあまり性別を意識して人と接することはないのですが、ゆかこと同性で良かったと思ってます。